工芸品への取り組み        工藤 敏朗 

1.    大阪の某会社に出向していた59歳ごろ、ある展覧会で「銀粘土」なるものを知った。
それまで趣味としていた「カフスボタンの収集」もかなりやり尽くしていたので、もう自分で好きな物を作るしかないと思い、2~3年かけて銀粘土の講習会に精勤した。  

2.  東京に戻ったころ銀粘土に色彩を付加する気持ちが強くなり、師事していた先生が「日本七宝作家協会」の副会長であったことから同協会に入り七宝焼きにも熱中し、銀と七宝のコンビ作品を多く製作するようになった。 
 

3. この頃から昆虫を対象にしたアクセサリー作りに魅せられて昆虫ブローチ/ペンダントを多作した。昆虫を作るのは“動くものだから”・・・草花や生物より虫や動物、人物なら踊っている姿が好きです。
 



4. 最近は“うるし塗り”を色付けに加えて色彩の多様化を図りアクセサリーの幅を広げるように努力している。
形態や対象物についてのご意見(例えばこんな物があれば付けてみたい・・)をお聞かせくだされば感謝します。