平沢支部の返上について 「平沢支部からお礼の言葉」 
 平沢支部長 工藤兼勝  
 昭和シェル社友会平沢支部は令和4年(2022年)12月31日を以って支部を返上いたします。
 平沢支部会員一同は、昭和シェル社友会会長始め幹事会・事務局の皆様、並びに全国の各支部の皆様に、長い間賜りましたご指導・ご厚情に対しまして心より感謝し厚くお礼申し上げます。

◇平沢製油所の閉鎖まで
・平沢製油所は昭和6年(1931年)10月、新津石油平沢製油所として発足。
・昭和17年(1942年)には、早山石油、旭石油と3社が合併し、昭和石油を設立しました。平沢製油所は、新潟製油所と共に、昭和石油では歴史の長い製油所として活動していました。
・しかし院内原油の減産や太平洋側の製油所の再開に伴い、昭和43年(1968年)3月に閉鎖しました。

◇旧平沢製油所所員の閉鎖に際しての動向
・若い方、独身者は転勤先に定着し、新しい生活を設計する志を持って転勤して行きました。
・ 家庭を持っている方或いは、子女を有している方の殆どは現地に定着し新しい生活を計画して行きました。
・定年に近い方や平沢地区に住居や先祖の墓地を有する多くの方は、任地に単身または妻帯で赴き定年後故郷に帰って来る計画で赴任して行きました。

◇平沢支部の発足とその後の経緯
・平沢製油所閉鎖後、転勤しなかった女子所員などが開いていた親睦会に、定年後帰秋した方達が新たに結成した会も加わり親睦会も徐々に大きくなりました。
・その後、昭石OB会の発足に伴ってその規則に準じ、平沢支部として正式に発足しました。
・その後定年者が続々と加わり最盛時には67名に達し支部行事も賑やかで、それぞれ平沢製油所時代の思い出に花を咲かせそれは盛大なものでした。
・しかし、現業事務所を持たないため、新規参加者が無くなり減少の一途を辿り、令和4年現在9名に減少し、本年は、平均年齢86歳の超高齢に達し、支部活動も事業計画通り実施不能となり、残念ながら支部返上に到ってしまいました。

◇平沢支部の想いで
・4回/年、(春夏秋冬)の恒例親睦会を約25年前から欠かさず開催し、会員は親睦会に参加するのを心待ちにするようになりました。
・平成12年(2000年)の結成20年の記念親睦会には、福岡・大阪・四日市・名古屋・仙台・新潟など全国から35名が集まり、平沢製油所時代をお互い語らいました。
・平成30年(2018年)、夏のリクレーションには、佐藤仁会長様のご出席を戴き、会話も弾み会員一同楽しい一時を過ごしました。
・令和2年(2020年)1月21日の新年会が「新型コロナ」の影響もあり、これが最後の親睦会となりました。

◇東北支部の皆様へお礼
来年度から7名の会員が、平沢支部から東北支部へ転籍させて戴くことになりました。快くお引き受け戴き感謝しています。大変お世話になりますが、よろしくお願い申し上げます。

                   (社友会だより第112号:2022年10月より)