鬱陶しい日が続く中、久々の晴れ間を縫って隣の豊島区に足を伸ばした知る区ロード番外編です。
我が家から徒歩15 分。椎名町に在った《トキワ荘》に寄って来ました。此処は戦後の漫画界をリードした手塚治虫を始め寺田ヒロオ、藤子不二雄、石ノ森章太郎、赤塚不二夫等錚々たるメンバーが起居を共にし漫画創作に励んでいた共同アパートです。
実際の建物は老朽化の為、昭和57 年には解体撤去されたようですが、地元の方々が町の活性化の一環として、豊島区の協力のもと当時の面影そのままに再現したミュージアムとなっています。
当時解体を知り駆けつけた手塚治虫が、池袋警察署の記者クラブの面々に請われて、取り外された天井板にマジックで描いたリボンの騎士と自画像が陳列されている事に驚きました。
広い階段を登った2 階の共同炊事場は、さっきまで誰かが使用していた。そんな錯覚に落ち入るほどの造りに又々ビックリです。廊下を挟んで両側には四畳半の部屋が並んでおり、レジェンド達の創作の場が再現されています。(写真は石ノ森章太郎のアシスタントをしていた山内ジョージの部屋です)
1階に降りるとそこは多くの単行本や連載雑誌の展示室になっており、創刊号からの月刊紙〈漫画少年〉が所狭しとならんでいました。戦後生まれの私が漫画を手に取った頃の冒険王、少年画報、少年等の月刊雑誌を見つける事は出来ませんでしたが、昔懐かしいイガグリ君、まぼろし探偵、赤胴鈴之助、鉄腕アトム、で育った人達にも是非ともこの《漫画聖地》を訪れて欲しいものです。
現在は3 蜜を避ける為、事前予約での入館になっていますが、若い家族連れやカップルも多く訪れていました。
後日、近所にある赤塚不二夫のフジオプロ事務所ビルの入口正面に飾られている天才バカボンのパパ像に会ってきました。
決め台詞『これでいいのだ!』 
コロナ禍の中、何か元気を貰ったそんな気持ちになれた一週間でした♪(2020/7/26)
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