札幌 観光名所 見て歩き
         北海道支部 井上さん
 



昨年10月に移住しました私にとって、札幌という土地は、社会人生活スタートの地で、新入社員で6畳一間のアパート暮らしから凡そ6年半を過ごした街です。・・が「すすきの」想い出が濃くその他の記憶はほとんど残っていません。

札幌はご存知のとおり観光と食を求め、多くの方々が訪れ観光で成り立っている街です。

私はテレビ等で見ていたこの地で開催されるライラック祭り・よさこいソーラン・大通りビアガーデンを楽しみにしていました。
今年は残念ながら新型コロナのため、これらイベントがことごとく中止となりがっかりでした。

そんな中、札幌市は「地元で観光気分」とうたい、市内10施設(定番の観光施設)を8月いっぱい観覧無料にするとの情報を広報紙で見、出かけることにしました。それらの施設、外からは見ているものの中に入ったことはなく、ましてや歴史・経緯などまったく知りません。

札幌市民となったからにはこれら施設の知識を得、また、市内の様子をもっと知りたいと全て公共交通機関と自分の足で【マスクが面倒】周ってきましたのでスマホで撮った写真を含め一部を報告します。来札の際の参考となれば、なお幸せです。

 ① 時計台

札幌駅から徒歩5~6分、明治時代に建てられた農学校の演武場に時計が備え付けられ、機械式塔時計として国内最古。時計の文字盤は直径167cm。2階に同じ大きさの時計とクラーク博士の50歳頃の椅子に座った像がありました。私の住む東区役所の玄関にもミニ時計台があり、毎時オルゴールが鳴ります。

 ② テレビ塔

時計台から徒歩3分、昭和32年に開業した高さ147mの電波塔。90mの展望台からは市内を見渡せ、西に直ぐに延びる大通り公園の眺めは一見の価値あり。エレベーターは密の回避のため、4人までで、乗るのに40分待ちました。下りは外階段で展望台から下りましたが、さすがに足にきました。


 ③ 大倉山ジャンプ競技場

地下鉄東西線円山公園駅からバス15分、1972年冬季オリンピック札幌大会の舞台。リフトで上に登ることができ展望台があります。時速90kmで滑走する37度の急斜面、そしてランディングバーンの急斜面、よくもこんな所をあの可愛らしい高梨沙羅ちゃんが飛べる(落ちる)ものだと感心しました。

展望台からの眺め、素晴らしいの一言です。往復リフトですが、見ているだけで足がすくみます。下りリフトの景色は最高ですが足元は見ないに限ります。
夜景も良さそうです。(未体験)    
(2020年9月3日