日の出とSBM(Single Buoy Mooring)・原油船(四日市支部 中村衛さん撮影)
画面中央部に黒いシルエットで写っているのは、昭和四日市石油・四日市製油所へ原油を運んできた原油船(VLCCタンカー)です。船首の左、海面に小さく浮かんでいるのは「一点係留ブイ(SBM)で鈴鹿川河口から沖合5,500mに設置されており、製油所には海底配管(1m径)で原油タンクに送油揚荷されます。シルエットでは原油船の舳先(へさき)底部の球状船首が露出していることから空船状態で、荷揚げはほぼ終了のようです。
左端の遠くにタンカーの船影が見えますが、多分、出光興産愛知製油所の「伊勢湾シーバース」に着船して揚荷中と思われます。天気の良い日中には、この奥の出光愛知製油所が遠望できます。四日市製油所のSBMと出光愛知製油所の固定ドルフィンシーバースとは約3,500mしか離れていません。この間が名古屋港に入出港する船舶の航路になっています。 |
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