基地・油槽所の研修会の思い出
(関東支部)稲光(慶)さん 


<木津川油槽所での研修時の写真>

私は1990年9月に横浜事業所より流通業務部へ転勤となり、2002年1月まで在籍しておりました。その間、主に油槽所や潤滑油基地の基地端末システムの開発を行い、各地の油槽所・潤滑油基地へシステムの導入という仕事をしておりました。

基地システムはシェル石油時代から、Aタイプ、Bタイプ、Cタイプ、Dタイプと時代と共に変わっていきました。私が携わったのはEタイプからでF,Gと変わり、最後はシンプルに油槽所端末というシステムを構築して後輩に引き継ぎました。油槽所端末を開発した時は情報企画室に在籍して、定年も情報企画室で2013年1月で迎えました。

写真は流通業務部に在籍している時のもので、油槽所所長やナンバー2の所員を対象にした研修会の様子です。この研修会での私の役割は基地システム関連の油槽所業務について、講師として所員の皆さんへ眠くならないように、笑いを散りばめながら50分から1時間の講義を行うことでした。この研修会は一か所に固定して行われるものではなく、各地の油槽所を利用して行われていました。研修の会場となったのは、苫小牧油槽所、塩釜油槽所、佐渡油槽所、清水油槽所、木津川油槽所、福岡西戸崎油槽所などでした。

この研修は流通業務部主催なので、流通業務に関わる内容となっております。この研修での醍醐味は夜の懇親会で油槽所所長やナンバー2の所員と酒を酌み交わし、色々な油槽所での悩みや問題点等を話し合ったり、研修生の楽しかった事や嬉しかった事も大事に聞き入っていました。今思うと大変でしたが、このころが一番楽しかった思い出として残っています。

(2022年11月15日)