11月7日、本部幹事会に国際難民支援団体Refugee Empowerment Internationalのジェイン・ベスト会長とジェネラル・マネジャーのエリソン・安子さんをお招きして、この一年間会員の皆様から頂いた募金額155,455円を市川会長から寄付金として贈呈いたしました。
ベスト会長からは長年に亘る社友会の協力に対し謝意が述べられ、併せて避難民独立に向けたREIの「ハンドアップ支援」への協力の証として、「REI支援団体」の認定を頂きました。
その後この一年間の活動についてご報告をいただき、今年6月24日~28日ケニア・ナイロビの避難民能力開発・職業訓練プロジェクトを訪問した際の模様についてエリソン・安子さんからご説明を受けました。一週間弱の短い訪問だったそうですがREIの支援により技能訓練を受けた13人の受益者に直接会い、彼らの現在の生活ぶりを確認することができたそうです。中には追跡調査により2018年に会った避難民と再会することが出来ましたが、少なからずコロナの影響を受けつつ、習得したスキルによって一定の自立を手にしたことで生まれる生活の向上と安全の確保を実感したそうです。
ベスト会長は、国際難民支援団体の規模は小さいが、避難民の為に僅かでも支援が出来ないかを考えて行動していると述べ、最後にシリア避難民向けの幼稚園について触れられ、レバノンへ避難してきた4歳のAliさんは言葉を話せなかったのが、幼稚園での社会・心理サポートとレバノンの教育システムへ上がるための基礎教育により、今では嬉しそうに手を上げ授業にも参加している、今後も皆様のご支援を受けながら一人でも多くの難民支援を行なって行きたいと力強く話されました。
今後、昭和シェル社友会で講演等の依頼があった場合は協力を惜しまないというお言葉を頂き、ベスト会長の話を終えました。
2025年度も避難民の皆さんの自立をサポートするため、国際難民支援団体Refugee Empowerment Internationalへの募金活動へのご協力を宜しくお願いいたします。
(2024年11月7日)
① ベスト会長の御礼のブログはこちら 日本語ページ 英語ページ
② 今回プレゼンしていただいた資料 はこちら 
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