「堀川まつり」まきわら船  会場:名古屋市熱田区「宮の渡し」

平安中期頃、熱田周辺で疫病が流行したため、神社・天王社に旗鉾を持って疫神を奉ったのが熱田天王祭の始めとされ、その祭りのなかで、「まきわら船」も浮かべられたのが起源とされている。

その後途絶えていたが、明治43年に復活。戦中戦後の資金不足などで中断があったりしたが、堀川の浄化を願って「堀川まつり」として見事に復活した。
5月31日(土)14:00頃に御葦流し神事から始まり、15:00頃から宮の渡し公園で太鼓演奏、19:00頃には夕闇せまる堀川の川面に浮かぶ「まきわら船」が点灯。
その後、提灯行列、迎え太鼓と神事がつづき、22:20頃に「時の鐘」合図で無事納めることができた。この日は初夏を思わせる絶好のお祭り日和で、大勢の観光客が地元の方々と一緒に楽しんだ
提供:中部支部