第10回 昭和シェル アルジェリアOB会が2024年4月26日(金)11時から、横浜スカイビル28階の「ダイニングキッチン&バー 響」で開催されました。第9回開催が2019年10月26日で、その間、コロナ禍で開催できませんでしたので、3年半ぶりの開催になります。11時のお店オープン前には、多くの会員がスカイビル28階フロアーに集合しました。
このアルジェリアOB会は1970年から1989年まで19年間続いたアルジェリア・プロジェクト(北アフリカアルジェリアの製油所運営の技術指導事業)に関わった人たちの関東地区の「集い」です。
今回は17名が参加し、四日市からは溝川さん、豊橋からは倉橋さん、大阪からは河野さんが遠路はるばる駆けつけてくれました。
会は、有田世話人の開会の挨拶のあと、最初に会場に来た、三富さんの乾杯の音頭で開宴しました。
今回はテーブル椅子席でしたが、離席して、お互いゆっくり歓談することができ、久しぶりの再会に話が弾みました。

皆さん、異国の地での海外勤務で苦労したこともあり、(特に最初の頃は食事や住環境が整っていなかった)当時の仕事や生活の話、休暇でのヨーロッパ旅行等々、アルジェリアの想い出に話が尽きません。参加者のなかには2009年に出版された「アルジェリア・プロジェクト記念文集」や当時の写真アルバムを持参して懐かしい話をしていました。 
会が始まって2時間半、あっという間に時間が過ぎ、最後に溝川さんから閉会の挨拶があり、その後、世話人から次回の第11回OB会の日程は、2025年4月18日(金)とのお知らせがあり、またの再会を約束してOB会はお開きになりました。

溝川さんの閉会挨拶

 *アルジェリアプロジェクトとは
アルジェリアは北アフリカに位置し、1962年(昭和37年は東京オリンピックの2年前になります)にフランスから独立した、このプロジェクト発足時はまだまだ若い国で、日揮(今の JGC)がアルジェリア国営炭化水素公社(ソナトラック社)アルズー製油所を建設した縁で、当時の昭和石油が一大海外プロジェクト事業として取り組みました。
1970年(昭和45年)から1989年(平成元年)までの19年の長い期間、本社(昭和石油、昭和シェル石油)、四日市製油所、川崎製油所、新潟製油所、中央研究所、鶴見グリース、神戸潤滑油工場、東亜石油から延べ百数十名の社員がこのプロジェクトに参加しました。
スマホマップアプリを見ると、現在も主に皆さんが勤務していた「アルズー製油所 Raffinerie d’Arzer」は存在するみたいです。(航空写真参照)







「アルジェリア・プロジェクト記念文集」

参加者(敬称略)
有田(行) 鴨志田(弘) 小林(富) 角田(憲) 古谷(裕)   溝川(伸)
  門倉(芳)   河野(洋)   坂本(正)   永井(肇) 星野(俊)
東亜石油
  三富(広)
金子(均) 倉橋(和) 土田(久) 濱元(節)
アルジェリア日本大使館勤務
本間(俊)  

報告:三富(広)さん (2024年5月15日掲載)