大倉山ジャンプ競技場(通称名:大倉山シャンシェ)
大倉山シャンツエは、札幌市中央区に位置する標高307mの大倉山東斜面に作られています。札幌中心部から車で20分程の距離で、肉眼でもその雄姿を望む事ができます。大倉山ジャンプ台のトップから札幌市内を一望できますが、眺望の素晴らしさより崖の上にいる恐怖感のほうが勝ってしまいそうです。
 
このジャンプ台は1972年の冬季札幌オリンピック90m級に使用され、現在もワールドカップ等の競技場になっています。ちなみに札幌オリンピックでは、近くにある宮の森ジャンプ台で行われた70m級で日本人選手が金、銀、銅を独占しており、雄大なジャンプ台を見ているとその当時の記憶が蘇ってくるようです。
 
今まさにソチオリンピックの開催中。大倉山で141mの女子の最長不倒記録を持つ17歳の高梨沙羅選手の金メダルが期待されます。
 
 提供:伊場正能さん(北海道支部)