滋賀県近江八幡市の日牟礼八幡宮(ひむれまちまんぐう))は、古くから近江商人の信仰を集め、春の二大火祭りは、国の無形文化財に指定されています。端午の節句を挟んで4月下旬から5月上旬にかけて、神社の境内には数十匹の鯉のぼりが舞っています。

鯉のぼりは、日本の風習として、江戸時代に武家で始まった端午の節句に、男児の出世と健康を願い、紙や布で鯉の絵柄と形に作り、家の庭先に飾って風になびかせる吹き流しとして始まりました。

(写真提供:関西支部)