滋賀県草津市の琵琶湖に突き出した烏丸半島に有る植物園です。1996年に開園され、面積3.7haの小さな植物園です。中でもひときわ目立つ植物にパラグアイオニバスがあります。

スイレン科の中で最も巨大なオオオニバスで南米のブラジル、アマゾン流域やパラグアイ、アルゼンチンに自生する巨大水生植物で一年草です。一枚の葉の直径が1.52m.もあり子供が乗っても沈みません。

89月に開花し夕方に白い花が咲き、翌日にはピンク色に変わり、更に翌日には花が水の中に沈みます。
成長が速いだけに、葉の寿命は短く12週間、株の寿命も10ヶ月程度のため手入れが大変の様です。

なお、公園の隣接地には、13haにわたり国内最大規模の野生の蓮が自生しており、毎年7月中旬から8月上旬にかけて琵琶湖の湖面を緑の蓮の葉が覆い、ピンクの花が咲き誇ります。

 (写真・文提供:関西支部)