大濠公園は、筑前福岡藩初代藩主黒田長政公が福岡城を築城するにあたり、当時博多湾の入り江であったこの地を一部埋め立て、外堀として利用したのが始まり。

福岡市のほぼ中央部に位置し、総面積約39万8千平方メートル、その内約22万6千平方メートルが池で、全国有数の水景公園となっている。

公園池の中央部に浮かぶ中の島や浮見堂は、観月橋はじめ4つの橋で繋がっており池の周囲には約2キロメートルの周遊道もあり、市民の散策、ジョギング、サイクリングコースとなって市民からも親しまれている。

公園の周囲には野鳥の森、児童公園、能楽堂、日本庭園、福岡市立美術館などもあり、娯楽、文化教養向上の場ともなっている。
(九州支部・ 帯刀 康弘さん提供)