私のこんな時の過ごし方  

 私と草テニス♪

中部支部 田中さん  

3年半ほど前に家内の入っているテニス愛好会に入れて頂きました。もうかなり前、名古屋支店勤務時代に3年ほど支店のテニス部に入れてもらい、全くの初心者で先輩方から教わりながら始めたものでした。登録メンバーは家内と私を含め8名ですが、毎回の参加者は6名ほどです。私以外は全員女性で年齢構成は60歳から77歳までのシニアで、とてもいい方ばかりです。

テニスコートは名古屋市営のコートで、使用料は半日で700円と格安です。現在、火・木の週2回の定例会と土・日のどちらかの1回の週3回プレーをしています。メンバーの皆さんは長年テニスをされているのでとてもお上手です。
ダブルスパートナーと プレー開始
プレー方法は、ダブルス戦であまり勝ち負けを意識せずに4ゲームマッチでデュースは1回のみとしております。組合せはコートへ到着順の番号制で所定の組合せ表に基づくペアリングでプレーします。真夏の35度を超える日も冬場の0度くらいの日でも雨さえ降らなければ休まずにプレーしております。

いつも使用している市営コートは、最近では珍しい土のコートでシニアには優しいと思います。ただ問題はコート面のデコボコが多く、イレギュラーするのがたまにキズですが、コート代が安いのであまり文句も言えません。年甲斐もなく目一杯ボールを追いかけ、運動をさせてもらって感謝しております。
 プレー全体 休憩は3密を避けて
新型コロナウィルスの感染拡大で4月に緊急事態宣言が出たときには、名古屋市営ですので屋外ですが残念ながら5月末まで使用禁止になり、体が鈍ってしまいました。6月から使用再開になり、汗でびっしょりになりながらも休憩中はソーシャルディスタンスを心掛けて草テニスを楽しんでおります。(2020/8/5)

コロナ時代の日常生活♪

関東支部 松井さん  

65歳を過ぎた頃から。絵を描くことが仕事であると決めた。即ち勤務地は自宅である。ノルマもないボスも部下もいないついでに収入もないが気楽な仕事である。コロナ騒動で自閉を強いられたとき、あらためて人間とは、蟻にも負けない社会的に規制された動物であることを認識させられた。常に社会と関係しながら生活しているのである。過去の手帳を見ると、1年の3分の2は旅行・展覧会・研修会・吹き矢会・寮歌祭・懇親会・飲み会・デート等々のため外出している。3か月の幽閉生活は初体験である。

毎日9時頃本宅から徒歩5秒のアトリエに出勤する。孫のために作って今は大人用に改良したブランコで全身を揺らしながら気分は戦闘機乗りに憧れた少年時代に戻る。今日描く絵数点を確認しながら、天地が揺れ動き重力から解放され爽快になる。すぐに100~120号の大作に取り掛かることも、小品を描き出すときもある。常時未完成品が30点はあるので、時の気分に身をまかせる。破棄しようとして取り出した風景画に懐かしいフランスの片田舎の風情が蘇り、加筆修正することもある。現場に2,3日は滞在していたので雲の動き・鳥のさえずり・会話した人々等が次々と思い出される。

「大瀑布」 F100号 
造形芸術は感性に直結しているが、音楽はさらに瞬間的な作用がある。80歳以後の人生に毎年一つは新しい経験を加えて行こうと決め、今年はピアノにしていた。カシオの光ナビゲーションシステムのピアノを購入し、元旦から練習を始めていた。クラシックから民謡まで有名250曲が練習できる。キーを叩いていると気分はただちに一流ピアニストである。いつの日か毛利さんと連弾できるのが夢である。気分が乗ると2~3時間は恍惚?の時を過ごす。

80歳で始めた吹き矢の設備もアトリエ内にあり、的の中央に当たった時の快音を期待しながら30分は練習する。18時に本宅に帰ると、一日の締めくくりは自彊術である。呼吸法からヨガ・ストレッチまで取り入れられている。佐藤さんに叱られるが、気が向いたときや特に食べたいものがあるときは、買い物や料理もやる。季節ごとに素早く主役を交代する庭の手入れも欠かせない。(2020/6/22)

※ 松井さんは以前にもHPにご登場いただいています。こちらも併せてご覧ください♪
   2014年11月号 「老いの楽しみ」
   2014年12月号 「第19回 松井健児さん絵画展開催」
   2016年 3月号 「絵画と我が人生」
   2017年 7月号 「米寿記念 松井健児展」 





私の引きこもり生活 オンラインで練習再開♪

関東支部 毛利さん  

家で引きこもる生活となって早や2か月。以前の日常が非日常となり、それも今ではすっかり日常化してきました。この間、買物も初体験のネットスーパーやアマゾンを利用して凌ぐ毎日です。

何十年来の趣味のコーラスは、典型的な「三密」状況の活動なので当然中止となり、また定年後にボケ防止で始めたピアノもレッスンが中断され、彩りのない日々となりました。これではコロナ収束の頃には「アルツ」か「フレイル」か、と心配です。

そんな中、コーラス練習後の恒例だった飲み会が週一でオンラインで始まり、さらに練習もオンラインで再開しようと、実現に向けてズーム・ミーティングが始まりました。さらに休止中のピアノもリモート・レッスンで再開され、のんびりぼんやり過ごしていた日々が俄かにせわしくなっています。こうして必要に迫られ新しいことを覚えるのも脳には刺激になるかしらと、不慣れな操作に右往左往する毎日です。
とはいえ、やはり人と身近で話したり、歌ったりできる、これまで当たり前と思っていたあの暮らしが今となってはとても貴重に思えます。「新しい生活様式」の必要性はわかりつつも、今は一日も早いワクチンと治療薬の開発を祈るばかりです。(2020/5/19)

ソーシャルディスタンス・テニスとオンライン顔付き会議♪

関東支部 面田さん  

一人暮らしの中で「孤独」その反面「自由」を楽しんで来たが、最近はコロナウイルスのお陰で外出して仲間との交わりがままならずになり「沈黙」が新たに加わった。特に我々年配者にとって「沈黙」は精神衛生上よくない。以前は仲間との会合交流(口だけは衰えない)の中でおおよそ沈黙を消化できていたので、家の中でテレビに向かって気に入らない時にのみ吠える程度で事足りた。しかし今は朝から晩まで吠えるには体力がもたない。「沈黙は金」とは言われるが我々には「沈黙は禁」である。

今は不要不急の外出を辞めるとしても健康維持のため適度な「運動」が必要とされ、散歩などが手軽で良いと推奨されている。でも一人散歩では「沈黙」になり勝ちだ。

そこで私の場合の過ごし方の一つ目は「テニス」である。テニスと言っても通常のやり方ではなく「3密」を避けるやり方だ。まず家から車で一人テニス場に行く。車を降りれば青空が広がっているし空気も爽やかだ。直接コートに行って仲間とプレイする。試合が終わった時、通常ならば健闘をたたえ合うため握手するが黙礼のみに限定だ。ベンチでの休憩では正面を向いたまま青空会話をする。向き合わない。クラブハウスの使用はトイレのみで、歓談、シャワーなどは禁止だ。プレイ、青空会話が終われば各々帰途につく。これで運動、孤独、沈黙の一部は解消されていると感じている

 
もう一つ目はLINEアプリによるオンライン“顔付き会議”である。ニュース英語仲間と毎週木曜日に時間を決めて行っており、先週木曜日のニュース英語(AFN)を討論する。ニュース英語なので毎週話題が変わるし、新鮮である。予め決まった回答があるわけでもないが、横田基地に住むアメリカ人指導者の助言が唯一の回答である。それを巡って意見を述べ合う。やはり会議となると表情を見ないと迫力がない。 これも孤独、沈黙の一部は解消されていると感じている。

日本のコロナウイルス感染者は下降を辿っているようだが、長引くことを予想して自分なりに出来ることから行動してゆくしかない。(2020/5/15)

疑似体験旅行をしつつ「街道をゆく」を読む♪

関東支部 今岡さん  

生来旅に出かけるのが好きで、あちこち出かけては楽しい思い出のページを積み上げてきましたが、日本も広いもので、地図を開いてみると未だ訪れてない地域が無数にあるのに気が付きます。 自然と旅心が燻ってきます。
 
しかし、現実はコロナ災禍による外出自粛要請により家に閉じ込まざるを得ず、気持ちだけが見知らぬ山河を駆け巡るばかりです。 そんな状況にあって、目についたのが書棚に長い間鎮座したままの司馬遼太郎の「街道をゆく」でした。昔読んで、いたく感銘を受けた記憶がいまも鮮明で、再度読み直しすることにしました。暇を持て余している境遇の身にとって格好の時間つぶしとなります。(2020/5/7)
                  続きはこちら 

散歩で花見と癒し、そして健康管理♪

関東支部 稲光さん  

今年で足掛け8年目となります朝の散歩ですが、毎朝6時から約一時間かけて5キロを土日・祝祭日を除く毎日行っています。
この散歩コースに落ち着くまで最初の半年は色々な道を散策してまいりました。そのお蔭で私の住んでいる町が素晴らしい町であることが分かりました。家から25分歩くと金沢動物園、20分歩くと金沢自然公園から鎌倉方面へのハイキングコース、40分歩くと称名寺や金沢文庫などがあります。(2020/5/2)

                      続きはこちら  

体のリズムを保つために朝のラジオ体操に行こう!

  関東支部 佐藤(仁)さん 
感染防止のための外出自粛が呼びかけられる中、一日のリズムを整え筋力の低下を防ぐには朝に歩くことをお勧めします。

目的が無いと行く気が失せますので、どの地域でも行っているラジオ体操に参加するのは如何でしょうか。

6時前に起きて30分程歩き、6時30分のラジオ体操に参加する。ラジオ体操の歌を大きな声で歌い、第一第二体操をこなして帰宅する。これだけで5千歩は稼げます。何より朝の光を浴び「セロトニン」が分泌され体内時計がリセットされストレス、不眠の解消に効果的です。ラジオ体操の歌を少し頑張って高音域で歌うとカラオケの練習にもなります。

長期戦に備えて我慢するのではなく前向きにとらえて皆さんと連帯して行きたいと思います。(2020/4/13)

料理をしてみよう!

  関東支部 佐藤(仁)さん 
毎日家でゴロゴロしていると同居人とのストレスも起きますね。この際良い機会ですからこれまでの役割分担を少し再構築してみては如何でしょうか。その際注意すべき大切な点は中途半端に手を出さない事です。引き受けたものはワンセットやりきる事です。

料理であれば買い出しから後片付けまで居酒屋の店主になったつもりで全部やるのです。料理本など参考にする必要はありません、焼く、煮る、蒸す、炒めるで良いので気楽に気分で作れば良いと思います。「アレどうかな?」と思ったときはクックパット等検索すればいくらでもヒントが得られます。

スーパーへの買い出しは新型コロナウイルス感染防止のために人の少ない時間を狙って下さい。何が旬か、何が安いか、何を作ろうか、手順は?と頭も活性化します。難を言えば、晩酌のつまみ系のおかずが増えてしまう事でしょうか。
(2020/4/13)